nanaとの出会い

ダルメシアンは以前(私が小学校時代)飼っていた犬種であり
その可愛らしさは十分わかっていたし 
あの活発さには手を焼いた事も 記憶には残っている。

大人になり ダルメシアンに対しての関心が大きかったのも自然の事と
思うし その知識の中に「ダルメシアンには先天的病気がある」事も
頭の中ではわかっていた。

*
〜*〜 95年の夏 〜*〜*

もう20年近くも犬を禁じていた生活で「犬と暮らしたい」と言いだした私に
家族で誰も反対する人がいなかった事に対しては 本音を言うと驚いた(笑)

まだ インターネットをしていなかった頃で
「犬の事は知り合いの小型犬のブリーダーさん」か
「同級生の実家のペットショップでなんとかなる」
その位 気軽で他人任せな考え方しかできなかった。

今ならば その犬種のブリーダーさんを調べ 問い合わせをし
足を運ぶ位の事はした!と思うけど、、、

〜*〜* ショップにて 〜*〜*

母と弟と一緒に同級生の実家のショップに「どんな犬種が良いか相談」に行った。
あくまで相談のはずだった、、、、
広いケージの中に1匹だけ入っていた@ダルメシアン
活動的なキラキラ輝く瞳で私を見ている。
「かわいいぃ〜」
店内のどこをどんなに私が動いても必ず目が合う、、、、
そのダルメシアンはケージの中を動き廻っているのに私と目が合う、、、
『抱っこ』したらマズイ!絶対にダメ!
と、自分に言い聞かせる。

近寄って よくよく見ると 目はバイカラー 子犬にしては細い
ケージにはプライスの他に「セール」の文字とデカデカと『バイカラー』の文字
時はハスキー全盛期!
ハスキーはブルーアイかバイカラーがモテはやされていた。
ダルメシアンのバイカラーがスタンダードでは許されない事も知っていたし
バイカラーだと言う事はその子犬を見れば一目瞭然。

わざわざ大きな文字で『バイカラー』と書いてあった
(バイカラーは珍しいのよ。と、書いてある様に私には受け取れた) 
そのショップを 信じる事ができなくなり 
そのまま帰宅した。

帰りの道中でも「あの子はショップで売った犬を交配し、その子供をであろう。
一旦店頭に出し、売れ残れば市場に出荷されセリにかけられるんだろうな」
ショップでは当たり前の事なのに
その事が頭から離れない。。。。
家でも あの“キラキラした目”が頭に焼き付き ショップに電話し 
まだ 店頭にいる事を確認して再び一人で行ってしまった!

この時 気持ちは決まってはいたけれど、
抱っこして「残念だけど、やっぱり違う」と諦める自分
を 
わずかに期待はしていたけれど、、、、
けれど  ダメだった(笑)

やっぱり可愛いわぁ〜〜 抱っこしたら もう離せなくなってしまった。。。
当然よね 〜
腕の中で 暴れる事もなくまっすぐ見つめる“キラキラした目”に
「やられた」 と、観念 
家に連れて帰る事を家族に電話で伝え、
とりあえず困らない程度のグッ ズ
(ケージ・食器・カラー・オモチャ・フード)を購入し 一緒に帰る事となる。

帰宅後 まだnanaを見ていなかった父が
「またダルメシアンか!」と嬉しそうに笑っていた。

先代のダルメシアンは父が欲しくて画家の友人に譲ってもらった外産の子であり、
父 はダルメシアンが大好きだったと思い出す(笑)

半年後 血統書が届き生年月日でショックを受ける。
あの時 ショップでは生後2ヶ月と言われていたのに 実はまだ生後42日であった事。
その時の接し方にかなり後悔をする事になる

(詳しくはnanaの病気:分離不 安症で)